「オールロードSL」のアルミ製軽量リムには、ISM4Dテクノロジーを採用しており、リムから剛性や耐久性に関係のないところにある素材を戦略的にそぎ落とし、テンションがかかるスポーク周りには素材を保持します。ダブルバテッドスポークがさらに重量を減らし、ホイールのレスポンス性能を高めている。スポークは、スピードを維持しながら、5ワットのエネルギーを節約できる楕円状のエアロ形状。ワイドなリム(内幅22mm)が28mmから64mmまでのチューブレスタイヤに対応し、スムーズで、エネルギー効率に優れるライドクオリティを実現する。
リムベッドの形状が新しくなることで改善された「USTシステム」によって、タイヤの装着・交換がかつてないほどに容易になった。FOREドリル加工によって、上部リムベッドに穴を開けることなくリムにスポークを取り付けることができるので、テープも不要だ。余計な手間がかからず、重量が増えることもない(さらに30gの軽量化)。
新しいインフィニティ ハブプラットフォームが、パワー伝達が最大限のものとなるようテンションを高度に制御することでスポーク組みを最適化する一方、ベアリングの与圧を自動で調整するQRM オートが組み合わされたインスタントドライブ360が、素早いエンゲージメントと優れた耐久性を実現している。このホイールは、センターロック ブレーキローターを採用、シマノ/スラムXDR フリーボディにも対応し、オプションのフリーボディでカンパニョーロ、スラムXD-Rにも組み替え可能だ。フロントハブには12mmのスルーアクスルを採用し、15mmまたはクイックリリースに組み替えが可能。リアホイールは12x142mmのスルーアクスルで、クイックリリースへの組み替えが可能。